デジタルインクの普及やデジタル文具市場の発展を推進する非営利団体 「デジタルステーショナリー コンソーシアム インク（以下、DSC）」に、サムスンとモンブランが、運営の主導的な役割を担う「コントリビューターメンバー」（＝Contributor）として加盟しましたので、発表いたします（コントリビューターメンバーは、DSCのボードの構成員になります）。
DSCではこのほか、デジタルインクの技術であるWILL(Wacom Ink Layer Language)のライセンスを受けたり、コンソーシアム内のワーキンググループ（WG）等へ参加して、ネットワークを拡充したり情報を入手できる「プロモーターメンバー（＝Promoter）」の募集も行っており、加盟企業は今後増加していくものと期待されています。
ワコムの代表取締役社長兼CEOの山田正彦は、次のように述べています。
「サムスンとモンブランの加盟を心より歓迎します。デジタルステーショナリーコンソーシアムへのメンバー加盟が着実に進み、デジタルペンとインクが果たす役割への期待が高まっているのを実感します。両社のイノベーションと経験を得ることで、閃いたアイデアを誰もが形にし、テクノロジー、OS、エコシステムなどの境界を超えて、自由に共有し、高め合うことのできるデジタル文具の世界が、さらに現実性を増すことでしょう。」
サムスンの技術戦略部門を統括するSVPのピーター・クー氏は、以下のようにコメントを寄せています。
「ダイナミックで技術の最先端をいくこのような団体に加盟することは、実にエキサイティングです。DSCは、デジタルインクの市場をさらなる高みへ押し上げるための絶好の機会を提供する場となるでしょう。社会全体、業界全体がその恩恵を享受できるように、加盟メンバー各社と協力していくことに大きな喜びを感じます。」
モンブランの新技術開発部門アソシエイト・ディレクターのフェリックス・オブスコンカ氏は、次のようなコメントを述べています。
「モンブランは、 “デジタルインクでシームレスな（継ぎ目のない）ユーザー体験を”というDSCのビジョンに共感しています。世界のデジタル化が進展する中、インクとペンのテクノロジーにも進化が求められており、DSCの一員となってその進化を牽引することで、デジタルインク体験のさらなる発展に貢献していきたいと思います。」
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