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2015/10/13

ワコムの“アクティブES方式”ペン入力技術  12型液晶搭載の東芝「dynaPad N72」に採用

株式会社ワコムの“アクティブES方式”ペン入力技術が、株式会社東芝から発表されたWindows タブレットとしても使える1台2役のモバイルノートPC 「dynaPad N72」*(本日発表) に採用されました。

(*法人向けビジネスタブレットのモデル名は「dynaPad S92」となります) 

アクティブES方式のデジタルペンは、ワコム独自の静電結合方式を基礎に、“Wacom® feel IT technologies”のファミリーとして開発、昨年dynabook Tabシリーズ(8型、10.1型モデル)にて業界で最初に採用され、精緻な操作性やなめらかな書き心地で好評をいただきました。このたび採用された、高輝度・広視野角の12型WUXGA+(1,920×1,280)液晶搭載の「dynaPad N72」では、ビジネスや学習、日常的なコミュニケーションなどで「大画面ならでは」の表現力を引き 出すツールとしての役割を担っています。 


dynapad 04

「dynaPad N72」


新機種に搭載されるペンは書き心地や操作感がさらに向上し、付属のアプリ「TruNote」との 組み合わせで、細かな文字をよりすらすらと書きこめるようになりました。また、「dynaPad N72」では、画面に表示された一部分を切り取って「TruNote」や、メール、Word、PowerPointなどに貼り付けたり、付属のノート共有アプリを使って、「TruNote」を複数メンバー間で共有するなど、ホワイトボードのような使い方も可能です。ワコムのペンは、こうした便利な機能を活用する インターフェースツールとしても役立っています。 

ワコム代表取締役社長の山田正彦は、次のようにコメントしています。
「モバイル機器上にて手書きで表現したものは、『デジタル・インク』という形でインターネット上を 行き交い、アイデアへと成長し、活用されるようになります。また、デジタル・インクは、高性能のデジタルペンによってこそ、ストレスなく意図した通りに表現することができ、これを実現するのが、Wacom® feel IT technologiesです。最高レベルの性能を持つワコムのペンと『dynaPad N72』によって、ビジネスや教育などの様々なシーンで手書きの価値を実感いただけることでしょう。」 

ワコムはこれからも、さらに多くのモバイル機器でのWacom® feel IT technologiesの採用を 広め、より直感的で楽しくクリエイティブに使える商品をパートナー各社との協力のもと提案してゆきます。 

【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証一部:6727)は、1983年に創業し、現在では日本を含めた全世界150 カ国以上で製品を販売しています。これまで、よりクリエイティビティに富んだ世界を実現するための製品をお届けする中で、世界中のデザイナーやクリエイターの方々のご愛顧を頂いて成長してきました。当社のペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレット、モバイルクリエイティブタブレット、スタイラス製品、そして各種デジタルインターフェース機器は、デジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、商品デザインなどの分野で幅広く利用されています。当社はまた、若手のデザイナーやクリエイター育成をサポートする多くの活動にも参画しています。
当社の培ってきた技術をモバイル端末用途に最適化したWacom® feel IT technologiesは、各社が展開するスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末など様々な製品群にコンポーネントとして採用されています。ECADシリーズは、主に国内製造業向けに提供している電気設計用CADソフトです。
以上のように、当社が提供する技術は、ビジネスからホームユースまでのさまざまなシーンで、デジタルコンテンツクリエーション、医療・教育・金融などの分野で利用されています。 

※ワコム、ECAD、ECAD dio、Wacom feel IT technologiesは株式会社ワコムの商標または登録商標です。
※その他、本書に記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本書に記載されている内容は発表時点のものです。やむをえない事情で当日の内容に変更が生じる場合があります。 

<報道機関からのお問い合わせ先>
株式会社ワコム 広報室
電話:03-5337-6702
Eメール:wacom-pr(at)wacom.co.jp