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2017/02/15

ワコム、液晶ペンタブレットによる「手書き電子宿帳ソリューション」をホテル顧客管理システム(PMS)各社と共同で提案

株式会社ワコムは、2月21日から24日まで東京ビッグサイトで開催される「国際ホテル・レストラン・ショー」にて、「DTU-1141(下写真)」をはじめとした当社の液晶ペンタブレット製品と、日本電気株式会社(NEC)、ダイナテック株式会社、株式会社ナバックが、それぞれ提供する「ホテル向け顧客管理システム(PMS)」を組み合わせた、「手書き電子宿帳ソリューション」を展示します。

 

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【手書き電子宿帳ソリューションのイメージ】

 

 

このソリューションでは、宿泊客が予約の際に入力した情報を「PMS」から読みだして、液晶ペン タブレット上に表示、宿泊客が画面上で内容確認後サインするだけで、チェックインが完了します。手書きで入力された宿帳データは自動的に文字認識されPMSに反映されるため、従業員が情報を入力しなおす工数が削減できることに加え、作業時に発生しうる転記ミスを未然に防ぐことも可能です。また、宿帳の検索時間短縮、保管コスト削減、情報収集・管理の効率化などといった利点もあります。

 

近年の訪日客の増加や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えて、ホテルの客室   需要は全国的な高まりを見せており、フロント業務の効率化や顧客情報の適切な管理は重要  課題となっています。こうした状況下、液晶ペンタブレットを使用したソリューションによって、宿帳(レジストレーションカード)をデジタル化してPMSと連動することで、「チェックイン時間の短縮と 迅速な顧客対応」、「スムーズで確実な顧客情報の収集」、「セキュリティに配慮した情報管理」が可能となり、利便性が増し、サービスレベルの向上をサポートします

 

PMSは、国内ホテル営業施設(約1万軒)の7割程度で導入されており、大規模旅館(約2万軒)でも導入が増えていくと期待されています。すでに液晶ペンタブレットによる手書き入力を利用している施設では、「紙での保管が不要」、「フロント業務の効率化が可能」といった効果が出ており、新規導入や更新を契機に「手書き電子宿帳ソリューション」の採用が進むと見込まれています。

 

実際にナバック社の「はなぶさ Pro」と「DTU-1141」を組み合わせたシステムでは、「1日3時間 かかっていたPMSへの再入力時間を半分に短縮できた」、「過去の宿帳情報の瞬時検索が可能になった」、「サインするだけのスムーズなチェックインが実現できた」などの実績も上がっています。

 

ワコムブース【番号5-S21】では、業界最大手であるNECの「NEHOPS(ネホップス)」、ダイナテック株式会社の「Dynalution+ タブレットレジカード」、株式会社ナバックの「はなぶさ Pro」と いった各種PMSに、「DTU-1141」などの液晶ペンタブレットを組み合わせたシステムを展示します。 2017年度上期より、当社液晶ペンタブレットに対応。

 

【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証一部:6727)は、1983年に創業し、現在では日本を含めた全世界150以上の国と地域で製品を販売しています。これまで、よりクリエイティビティに富んだ世界を実現するための製品をお届けする中で、世界中のデザイナーやクリエイターの方々のご愛顧を頂いて成長してきました。当社のペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレット、モバイルクリエイティブタブレット、スタイラス製品、そして各種デジタルインターフェース機器は、デジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、商品デザインなどの分野で幅広く利用されています。当社はまた、若手のデザイナーやクリエイター育成をサポートする多くの活動にも参画しています。

当社の培ってきた技術をモバイル端末用途に最適化したWacom® feel IT technologiesは、各社が展開するスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末など様々な製品群にコンポーネントとして採用されています。ECADシリーズは、主に国内製造業向けに提供している電気設計用CADソフトです。

以上のように、当社が提供する技術は、ビジネスからホームユースまでのさまざまなシーンで、デジタルコンテンツクリエーション、医療・教育・金融などの分野で利用されています。

 

ワコム、ECADWacom feel IT technologiesは株式会社ワコムの商標または登録商標です。
※その他、本書に記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
※本書に記載されている内容は発表時点のものです。やむをえない事情で当日の内容に変更が生じる場合があります。

 

<お客様からのお問い合わせ先>
株式会社ワコム ビジネスソリューション BSマーケティング
電話:[東京] 03-5337-6706 Eメール:vm-info(at)wacom.co.jp

<報道機関からのお問い合わせ先>
株式会社ワコム 広報室 電話:03-5337-6702 Eメール:wacom-pr(at)wacom.co.jp