version

2017/07/05

ワコム、「国際モダンホスピタルショウ2017」に出展

問診票や同意書にペンで記入した内容をそのまま瞬時にデジタル化し、
院内システムへ取り込めるワコム クリップボード「PHU-111」などを展示

株式会社ワコムは、東京ビッグサイトで今月12日から開催の「国際モダンホスピタルショウ2017」に、 「院内における手書き業務の改善」をテーマに出展します。ワコムブース(東3ホールA-70)では、先月発表された「PHU-111」を活用し、普通紙に印刷された問診票や同意書に付属のペンで記入した内容を、フォーマット(書式や記入欄等)ごとリアルタイムでデジタル化し、署名欄に記したサインも合わせて取り込むことができるシステムをデモ展示します。

「PHU-111」を、iOSもしくはAndroid OS搭載のモバイル機器とBluetoothでペアリングし、問診票や同意書を置くと、印刷されているバーコードが自動で読み取られてフォーマットを認識します。記入した筆跡はすべてそのままキャプチャされ、モバイル機器にリアルタイムでストリーミングされ、フォーマットに合わせてデジタルデータとして取り込まれます。取り込んだデータは、サーバーへ上げて共有・管理したり、手書き文字認識機能を使ってテキスト化することができます。これにより、紙からデータへの再入力の時間が減り、問診から診察、投薬までの一連のプロセスの効率やデータセキュリティの向上、コスト削減に効果を発揮します。

患者の側では従来と同様紙に記入するため、これまでと作業は変わりませんが、医療機関側では、デジタルワークフローへスムーズに移行できるのが特長です。また、記入した用紙は患者に渡され、院内システムにはデジタルデータを保管するため、「患者にオリジナル、病院は複写」という従来の慣例を踏襲できることも、本機ならではのメリットです。

ワコムブースでは上記デモに加え、液晶ペンタブレット製品を活用して院内における手書きの業務を改善できる提案を行います。

【ワコム クリップ ボード 「PHU-111」】 (A4サイズ)
【ワコム クリップ ボード 「PHU-111」】 (A4サイズ)

「PHU-111」は、シンプルな構成で普通紙への書き込みとデジタルペン入力をリアルタイムで行え、様々なフォーマットに対応可能です。ワコムでは、医療用途の他にも、役所(書類の申請用紙)、小売店・レンタル店(注文/申込用紙)、金融機関(銀行、保険の記入用紙)、教育機関等での需要が見込まれ、様々な分野での用途を提案していきます。

【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証一部:6727)は、1983年に創業し、現在では日本を含めた全世界150 カ国以上で製品を販売しています。これまで、よりクリエイティビティに富んだ世界を実現するための製品をお届けする中で、世界中のデザイナーやクリエイターの方々のご愛顧を頂いて成長してきました。当社のペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレット、モバイルクリエイティブタブレット、スタイラス製品、そして各種デジタルインターフェース機器は、デジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、商品デザインなどの分野で幅広く利用されています。当社はまた、若手のデザイナーやクリエイター育成をサポートする多くの活動にも参画しています。
当社の培ってきた技術をモバイル端末用途に最適化したWacom® feel IT technologiesは、各社が展開するスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末など様々な製品群にコンポーネントとして採用されています。ECADシリーズは、主に国内製造業向けに提供している電気設計用CADソフトです。
以上のように、当社が提供する技術は、ビジネスからホームユースまでのさまざまなシーンで、デジタルコンテンツクリエーション、医療・教育・金融などの分野で利用されています。

ワコムは株式会社ワコムの商標または登録商標です。
その他、本書に記載されている会社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
本書に記載されている内容は発表時点のものです。やむをえない事情で当日の内容に変更が生じる場合があります。

<お客様からのお問い合わせ先>
株式会社ワコム ビジネスソリューション ビジネスユニット営業グループ
電話:[東京] 03-5337-6706     Eメール:vm-info(at)wacom.co.jp

<報道機関からのお問い合わせ先>
株式会社ワコム 広報室
電話:03-5337-6702     Eメール:wacom-pr(at)wacom.co.jp