デジタルツールを介して入力された「創作の軌跡」を様々な角度から取得したRAWデータで記録し、分類し、記録される。次に、一つひとつの軌跡を入力として、AIの解析（深層学習）を経由することで絵紋や言葉等の視覚的表現に変換。新たな作品として我々の前に出現する。その表現が還流することで創作者に気付きを提供し、新たな創作への刺激となる。この一連の流れをもたらすのは、言うまでもなく未知のデジタルテクノロジーだ。一方で忘れてはならないのは、このプロジェクトの根本には「創作者に対する敬意」があるということ。一筆ごとに込められる創作者の想いを大切に扱い、その価値を認めることにこそ、プロジェクトの意味があると言えよう。