アニメーター・舘野仁美が開くアニメーション制作技術に関する教育機関「ササユリ動画研修所」による『アニメーター100万人チャレンジ　～SDGs　産学協同育成～』について、ササユリ動画研修所の使命、ササユリのアニメーター育成カリキュラム、日本のアニメーター育成をSDGsなものへ、という3部構成でご紹介します。

ササユリ動画研修所は、「優秀なアニメーターで業界を満たす」という使命を持ち、スタートしました。ササユリ育成カリキュラムで驚くほどアニメーターが育つことが分かったので、映像教材や教科書を使って、世界で100万人がアニメーターになるチャレンジをできるようにしていきたいと考えています。

ササユリのアニメーター育成カリキュラムでは、日本作画作法や公差0.05mmの線、様々な動きの種類などを段階的に学習する、という特徴があります。未来のアニメーションを創造する方々にはこれを土台に発展していただきたいと願っています。

日本の商業アニメーション業界をSDGsなものにしていくためには、上流工程を担うアニメーターの育成に注力しなければいけません。その育成を支えるアニメーション学校が日本全国にあります。下積みの動画仕事2年間分を産学協同でゼロにすることを目標に、育成カリキュラム普及と検定試験実施の協力を求めていきます。