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2019/08/13

ワコムとmui Labによるコンセプトモデル『柱の記憶』 IFA2019 「ジャパン・パビリオン」で展示

株式会社ワコム(本社:埼玉県加須市、代表取締役社長:井出信孝、以下ワコム)とmui Lab, Inc. (本社:京都市、代表取締役:大木和典、以下 mui Lab)が共同開発した木製スマートホームデバイス『柱の記憶』が、独・ベルリンで9月6日から11日まで開催される「IFA 2019」の「ジャパン・パビリオン」で展示されます。

『柱の記憶』は、今年4月に『ミラノデザインウィーク』で初めて展示されました。
7月には、独・デュッセルドルフの「オープンソース・フェスティバル」でも展示され、多くの来場者に体験いただきました。今回の展示は、世界各国のスタートアップや最先端のIT企業等が集う特設エリア「IFA NEXT」に設置され、日本のイノベーションを世界へ向けて発信する「ジャパン・パビリオン」の一角を成します。

当社のデジタルペン技術と、mui Labの日常生活に溶け込む「Calm Design(静謐デザイン)」によって、デジタルインク活用の新たな一面を実感いただけるものとなっています。

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『柱の記憶』展示概要
場所:IFA 2019特設エリアIFA NEXTジャパン・パビリオン
期間:2019年9月6日(金)~9月11日(水)の6日間 10:00~18:00
IFA2019会場:メッセ・ベルリン(Messe Berlin GmbH)見本市会場 HALL26  No 210,211,213
住所: Messedamm 22, 14055 Berlin, Germany  電話:49 30 3038 0

<『柱の記憶』について>

「家の柱にペンで子どもの成長を記録する」ことは、世界中の多くの国や地域で共通の習慣となっていることに着目し、日常の暮らしに寄り添うペンと柱(家具)とが有機的につながり、クラウドを通じて時間や空間の制約を超えて「家族で共有された記憶」を再現し、テクノロジーが日常に溶け込む体験を提供します。また、詩人の三角みづ紀氏による作品で、体験にさらなる豊かさと鮮やかさを添えます。
ワコムが提供するデジタルペン(アクティブES™方式。下写真)は、柱と同じ木目調のジャケットや、白墨(チョーク)を模したもの、さらには画用木炭を想起させるデザインとなっています。

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【三角みづ紀氏について】
詩人。鹿児島市生まれ、札幌在住。12才から詩の発表をはじめ、中原中也賞や萩原朔太郎賞など多数の受賞歴があります。エッセイや小説も執筆し、朗読にも精力的で、スロヴェニア国際詩祭、リトアニア国際詩祭など多くの国から招聘されています。

【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証一部: 6727)は、デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描(書)く」体験をお客様の様々な二ーズに合わせてお届けする、「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。ワコムのペンタブレット製品は、全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書、クレジットカードの電子サイン用にも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。