ワコムのテクノロジー
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アクティブ静電結合方式(アクティブES)テクノロジーを使用すると、精度と電力効率に優れたペン入力が可能になります。
30年で到達した完成度
ワコムが30年以上かけて完成させ、改良してきたアクティブES電子ペンテクノロジーは、正確で直感的な入力を可能にします。そのため、ユーザーは書くことに集中することができます。それぞれの筆記面に合うようペン先の素材を慎重に選択することから、最先端の信号ノイズ管理および筆圧検出技術を導入することに至るまで、ワコムでは、あらゆるテクノロジーを丹念に最適化してデバイスに搭載し、ワコムならではの違和感のない書き心地を実現しています。
アクティブESの仕組み
ワコムのアクティブESは、静電容量ペン結合テクノロジーです。ディスプレイには、複数の静電グリッドを互いに直角に配置したセンサーが搭載されており、これがワコム電子ペンと連動します。一方のセンサーグリッドとペンが、電場を発生させる送信ユニットとして機能します。もう一方のグリッドは受信ユニットとして機能します。ペンの位置は、それぞれのセンサーグリッド受信ユニットで検出された電荷量の差に基づいて特定されます。
非常に高い精度
ミリ秒単位で計測されるデータのやり取りと数千に及ぶ筆圧レベルにより、生体情報にもなりうる多彩な情報を利用した正確な手書き入力を実現し、かつ紙の上でペンを使用した時のような書き心地を可能にしています。また、パームリジェクションテクノロジーにより、タブレットの表面に手で触れても誤入力は生じません。
個別のID
ワコムのあらゆるペンには個別のペンIDが割り当てられており、ドキュメント上の電子サインやメモなどの内容を個々のユーザーに関連付けられるようになっています。タブレットを会議で使用する場合でも、クラウドでプレゼンテーションの共同作業を行う場合でも、誰がどのような作業を行ったかを容易に特定できるため、生産性と効率性が向上します。