キーテクノロジー

デジタルのペンとインクは、ワコムの事業の中心にあるといっても過言ではありません。人類は数千年に渡り表現と記録のための手段としてインクを使ってきました。クリエイターは、インスピレーションをカタチにするためにインクを利用します。また、誰もが、思いついたアイデアを書き留めたり、コミュニケーションをとったりや文書へ署名する時にインクを使っています。

ワコムは、多岐にわたるデジタルペンとインクの技術を開発し、進化させ続け、ワコムの製品群やパートナー各社向けのソリューションとして提供しています。

電磁誘導方式(EMR)

私たちは、この独自の技術をプロ向けのペンタブレットや液晶ペンタブレット向けに開発し、精緻でスピーディー、高度な筆圧感知のできるペン入力を実現しました。これをWacom feel IT technologies(ワコム・フィールイット・テクノロジーズ)と名付け、ペンで紙に書くような自然な書き心地を、デジタルの世界でも追求していきます

この方式のデジタルペンは、液晶デバイスの下に配置されたEMRセンサーが作り出す電磁フィールドからパワーの提供を受けるので、バッテリーを搭載する必要がありません。これにより、コードレスで使いやすく、形状の自由度も増すために、スマートフォンに格納するようなペンも可能になります。

アクティブES™テクノロジー

アクティブESは、静電容量結合方式のデジタルペンの技術で、ペンと指のタッチの信号を同じセンサーとコントローラーで処理します。ペン専用のセンサーが不要なため、モバイル機器に搭載する際、商品企画やデザインにおける柔軟性が高くなります。

アクティブESは、同じ静電容量結合方式を採用しながら、異なるペンプロトコルを使用するデジタルペンとの互換性を取ることができます。マイクロソフトのSurfaceペンも静電容量結合方式を採用しているため、ワコムのBamboo Inkデジタルペンは、使用するプロトコルを切り替えて、Surfaceでも、ワコムのOEM顧客のアクティブES搭載機器でも使用することができます。

Wacom Ink Technologies

デジタル世界のインクは、これまで以上に高い柔軟性とパワーを有しています。例えば、セマンティック技術による意味情報や、文脈の情報、生体情報を利用したIDデータなどを付加することが可能で、利用価値がさらに高まります。WILL(Wacom Ink Layer Language)は、その基礎をなすものです。

私たちは、開発パートナーのコミュニティーとともに未来のインク体験を生み出すため、WILLの利用を進めていきます。

ワコム・インクテクノロジーは、下記の要素から構成されています。

  • インクをデジタルにて精緻に再現し、思わず筆が走るアルゴリズム
  • 多様なメタデータをインクに格納して無限の用途を可能にする、専用ファイルフォーマット(ファイルフォーマット:文書ファイルにおけるpdfやdocに相当するもの)
  • WILLによるデジタルインクのパワーを、様々なペン、スタイラス、タッチデバイスを使って、開発者のアプリケーション(プラットフォームを選びません)に迅速・容易に取り入れるためのSDK(ソフトウェア開発キット)群

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